Y応B ゆとり世代生き方応援ブログ

「Y応B」は、ゆとり世代の筆者が、生き方や考え方を書き綴るブログです。

2000年代のyoutubeの雰囲気を残したチャンネル「D-channel」

私の好きなyoutubeチャンネルに「D-channel」があります。

 

このチャンネルは、もともとmegwin tvにいた「でべそ」さんがmegwin tvを辞めて、2014年に新たに立ち上げたチャンネルです。

 

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このチャンネルにはmegwin tvででべそさんと一緒に活動してきたドリルさんやアトリエ半蔵さん、美術担当のシーホーさんといった仲間も参加し、megwin tvからの移籍組も多く参加しています。

 

その他にも、このチャンネルが立ち上がってから参加している大トロなめ太郎さんやごやしさんといった新しいメンバーも参加しています。

 

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私はこのチャンネルが作られた2014年からずっと見ているのですが、このチャンネルの特徴は「2000年代のyoutube」の雰囲気を残しているということです。

 

例えば動画の編集も最低限のものになっていてとてもシンプル。悪く言ってしまえば荒い感じになっています。

 

またやっている企画も料理企画や「やってみた」企画、旅企画、大人数での対決企画など、初期のmegwin tvでも見られたような良い意味でオーソドックスなものが多いです。

 

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でも、とても安心して見れます。

 

例えば動画のコメント欄にもありましたが、最近のyoutuberがたまに行く高級料理店だとしたら、このD-channelは大衆食堂みたいなんですね。いつもと変わらない味の定食を食べれてとても安心できる場所。

 

このチャンネルはそんな懐かしい、個人個人が好きな動画を上げて楽しんでいた2000年代の雰囲気を残しているチャンネルです。

 

きっと初期のmegwin tvが好きだった人には、ピッタリのチャンネルだと思います。

 

私もそんな懐かしくて安心できるこのチャンネルが好きで、よく見てます。

 

たしかに最近人気のあるyoutuberもおもしろいと思いますが、決まったテンプレートのような内容だったり、お金をたくさん使った企画をしたり、露骨な企業案件だったり、

 

自分が好きなことを動画にして楽しんでいるというスタイルが見えなくて、なんかビジネスライクのような感じが見えてしまって、なんだかな~と思うときがあります。

 

先ほど説明した「大衆食堂のようなスタイル」が続く限り、D-channelを見続けようと思います。

 

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megwin tvが炎上してネット動画黎明期の終了が確定した

 

 

megwin tvが炎上

 

megwin tv がなにやら炎上しているらしいです。

 

くわしくはこちらを見てもらえれば↓

youtubernews.net

 

私はmegwin tvをずっと見てきました。見てきたと行っても2013年くらいからなので、かれこれ5年くらいになります。

 

最初に見たのはこの動画でした。

 

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この動画をみてから一気にmegwinとyoutubeはまってしまいました。

 

youtuberの先駆者だったmegwin

 

2010年代初頭、当時はまだyoutuberといった職業や言葉すらなく、youtubeよりもニコニコ動画のほうが人気があった時代。

 

今では想像もつかないでしょう。

 

今トップユーチューバーの「はじめしゃちょー」とかがメントスコーラとかスライムやってた時代です。

 

そのころのmegwin tvはボロいアパートの一室みたいなところで撮影してて、でもすごいおもしろい動画をずっとあげていました。

 

あの頃はバンディさん、でべそさんのころでしたね。

 

ネタもよく考えられていて、体もはって(かなり過激でしたが)おもしろかったです。

 

よく考えてみると今のyoutuberがやってることってmegwin tvですでにやってるんじゃないかな、という気もします。

 

今回このような炎上騒動になっていますが、真相はわかりません。

 

ですが、ただ言えるのは日本のyoutubeの先駆者はmegwin tvとmegwinさんであったということです。

 

毎日動画を投稿し続ける。しかも短い時間で人を笑わせられる、おもしろい内容のものを。

 

その努力は人並みはずれたものだったと思います。

 

昨日の動画では13年間続けた毎日動画を投稿を終了することを発表しています。

 

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今回の炎上騒動を古くからmegwin tvを見ている人たちはどう思ってるんでしょうかね。

 

免許証を飛ばしたり、

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デスソースキムチをつくったり、

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虫と綱引きしたり、

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そのころから一緒に見てきた視聴者はどう思ってるんでしょうか。

 

去年チャンネル登録者数が100万人を突破しましたが、最近のmegwin tv(ファルコン、メテオ時代)を見てきた人たちにとってはmegwinさんを批判するのもわかりますが、

 

古くから見てる視聴者は複雑な気持ちでしょう。

 

昔のmegwinはどこへ行ってしまったのか。。。

 

ネット動画黎明期は完全に過ぎ去った

 

また、きのうmegwin tvで昔働いていた藤岡さんのツイートを見て、すごく共感しました。

 

 

 

今回の炎上でもうひとつ思ったのが、昔の「一般人が手作り感満載で日々動画をつくっていたyoutubeの黎明期」は完全に終了してしまったんだな、ということです。

 

つまり個人が手作りで動画をつくっていた時代から、法人つまり会社といった組織が動画をつくる、あるいはテレビに出ている芸人やタレントといったプロの人たちが動画をつくってyoutubeで活動する時代になったと。

 

そっちのほうに完全に移行したと思いました。

 

megwin tvも最初は個人でしたが、現在は法人となり、会社組織で動画をつくっています。

 

ヒカキンやはじめしゃちょーが所属するUUUMという巨大組織もできました。

 

本田翼や草なぎ剛といった有名人も続々youtubeに進出してます。

 

megwinみたいな(良い意味で)バカな一般人たちが、バカな動画を上げてバカ笑いしていた時代が、もう終わってしまった。

 

きのうmegwinさんが13年間続いていた毎日動画を投稿やめると言ったとき、そう思いました。

 

それが良い悪いとかじゃなくて、時代の流れなんだと思います。

 

いつかyoutubeも今のテレビ業界みたいになって規模も大きくなり、スマートテレビが全世帯に普及して、テレビ画面でyoutubeを見ることが普通になり、テレビとネットの境目がなくなるでしょうね。

 

そのころにはテレビ業界も無くなっているかもしれません。

 

その分youtubeの規制もすごく多くなりそうです。

 

そいういう方向に時代が向かっているということでしょうね。

 

 

人生は短いのに、惰性で生きていることは、人生の無駄

人生はとても短いです。

 

なのに、日々なんとなくで生きている。

 

なんとなくで、惰性で生きている人々。

 

人間は、昨日と同じが一番良い、現状維持で安定していることを求める生き物ですから、

 

なんとなく惰性で生きることは、人間にとって楽な生き方なのです。

 

しかも、世の中のほとんどの人は「なんとなく惰性で生きて」います。

 

だから、他の人が同じなら自分も大丈夫だろうと思い、安心して惰性で生きるわけです。

 

自分では、何も考えようとしない。

 

ただ流されて生きるだけ。

 

 

でも、人生にはいつか終わりが来るわけです。

 

それは明日かもしれないし、50年後かもしれないし、

 

とにかく人生は短いです。

 

その限りある人生の時間をみんなと同じ惰性で生きている。

 

それってすごくもったいないと思いませんか。

 

いや、むしろ絶望的に無駄なことをしていると思います。

 

だって、もし明日自分が死んだとしたら、今まで惰性で生きてきた人生で、

 

「素晴らしい人生だった、もう悔いはない」と思えるでしょうか。

 

私は思えません。

 

他の人もそうだから、自分も惰性で生きているというみなさん。

 

自分の人生は全て自分で決められるのに、なぜ皆と合わせるのでしょうか。

 

とにかく人生は短いです。

 

そして、もし明日死んだとしても悔いのない生き方をするべきです。

 

そのために、自分自身で自分の生き方、人生をトコトン考え、実行する。

 

それによって、自分の人生が真の意味で、自分の人生となります。

 

みんなと同じ、なんとなく生きている人は、

 

それがじわじわと効いてきて、死ぬ直前に絶望的な後悔につながることを自覚すべきです。

 

 

上司の機嫌に振り回される部下

みなさん、サラリーマンならわかると思うのですが、

上司の機嫌が仕事をするうえで、重要だったりします。

たとえば、上司の機嫌が良かったら、仕事はスムーズに進むでしょう。任された仕事でわからないことがあれば、優しく教えてくれるし、失敗しても大目に見てくれるでしょう。

しかし、上司の機嫌が悪いときは、わからないことを聞いてもうまく答えてくれない、失敗したらぐちぐち怒る。さらに、仕事を振るなど、仕事がスムーズに進みません。

どんなときも機嫌が良く優しい仏のような上司なんてそうそういませんから、部下は上司の機嫌が良くなるように常に気を使いながら、行動しなくてはならないのです。

「機嫌直せよ!」なんて部下は上司に言えません。日本のような上下関係の強いサラリーマンは特に。

上司の機嫌取りに気を使うサラリーマン。なんて無駄なことをしているのか。そして、上司の機嫌次第で振り回される部下、なんて無駄なんでしょうか。

まぁ、そんなことを考えてる私はサラリーマンに向いてないのでしょう。この記事を見ているあなたも。

いっそのこと、上司をAIにしたら、解決しますね...。

サラリーマンには向き不向きが必ずあるから、合わなくても大丈夫

 

サラリーマンになるのが当たり前

現在の日本では、学校を卒業したらサラリーマンとして働くことが当たり前になっています。

学校のカリキュラムも集団行動を重んじていますし、サラーマンとして働くためのものとなっています。

そのため、卒業したら、誰も何の違和感もなくサラリーマンとして就職するわけです。

ほとんどの人は、そのままサラリーマンになって、働き、たとえ仕事が辛くても、飲んで愚痴って、働き、そのうち結婚し、子供ができて、一生懸命働き、そのまま定年を迎える。

そんなサラリーマン人生を迎えます。

その生き方を否定するつもりはありませんし、このような生き方が合っている人にとっては、こんなに楽な生き方はないわけです。

 

サラリーマンに不向きの人は必ずいる

でも、みんながみんな上記のようなサラリーマンになれるのでしょうか。

というよりかは、みんながみんな、サラリーマンに向いてるとは思えません。

例えば、学校生活が苦手という人も、たくさんいます。

集団行動が苦手で、我慢したり、不登校になってします人もたくさんいます。

そのような人は、要するにサラリーマンに向いてない人であり、昔からそのような人は一定数いたわけです。

やはり、サラリーマンには向き不向きがあります。

誰もがサラリーマン=素晴らしいというわけではありません。

今までは、そのようなことを我慢させることが、サラリーマンになるために必要であり、本人にとって幸せになれる近道だったのでしょう。

でも、もうそういうのは時代に合わないと思います。

 

そもそも、サラリーマンは戦後日本で主流になった働き方です。

それまでは、個人で農業などの自営業をしたり、個人商店をするといった、個人で仕事をすることがほとんどだったわけです。

ですので、集団行動に向いてない、今でいうサラリーマンに向いてない人でも、ちゃんとお金が稼げて、生活できたわけです。

ずっとそのような個人で仕事をすることが主流だったのに、戦後、あっという間に集団で仕事することが当たり前になりました。

このような流れですから、みんながみんなこの流れについていけるわけがありません。今ままで個人で仕事をした方が良い人でも、サラリーマンになることを強要される社会ですから、サラリーマンに向いてなくて苦しむ人が出てくるのは当然です。

無理にサラリーマンになって、精神的に疲弊してしまう人もたくさんいます。

 

そんなこと言うんだったら、個人で仕事をすればいいじゃないか、と言う人もいると思いますが、そもそも個人で仕事をするというのが、日本社会では珍しいのです。

学校教育でも、誰も個人で仕事をするということを教えてくれませんし、サラリーマンになるための集団生活的カリキュラムしかありません。

戦後は、サラリーマンになることがステータスであり、農業や個人商店といった零細個人事業主は廃業に追い込まれ、苦しい状況にあります。

このような観点から、個人で働くことなんて考えられないと言う社会になってしまったわけです。

だから個人で働くと言う選択肢がなく、疲弊してしまうサラリーマンが多いのだと思います。

 

個人でする新しい働き方

では、今現在、個人で仕事をすることは不可能なのでしょうか。

そんなことはありません。

昔のような個人商店や農家などの働き方は少なくなりましたが、インターネットを使って個人で仕事をする人が増えています。

個人での仕事の中身が変わっただけです。

いつの時代もサラリーマンに向いてない人はいますから、個人で仕事をする人が無くなることはありません。

サラリーマンに向いてない人は、このようなインターネットを使った新しい個人での働き方をしてみてはいかがでしょうか。

  

まとめ

サラリーマンには向き不向きが必ずあり、昔から向いてない人はいました。

そのような人は個人で農業をしたり、個人商店をしたりしていましたが、戦後はそのような働き方がなくなり、みんながサラリーマンになる時代になりました。

そのため、サラリーマンに向いてない人は、無理してでもサラリーマンになり疲弊してしまったわけです。

しかし、現在はインターネットが発達したことにより、誰でも個人で仕事をできるようになりました。

これはサラリーマンに向いてない人にとってはチャンスであり、サラリーマンに向いてない人は、そのような新しい働き方をした方が、サラリーマンより幸せに生きれると思います。

 

実は、私も学校が苦手、集団行動が苦手で、絶対サラリーマンには向いていないだろうなと思っていました。

それでもサラリーマンとして就職してみたのですが、案の定、毎日疲弊しきってしまい、サラリーマンにま向いていなくことがわかりました。

今現在、インターネットを用いて、個人で仕事をする働き方を模索中です。

 

このブログを見て、サラリーマン向いてないな~と思っている人は、一緒に頑張りましょう。

 

 

サラリーマンになることの危険性

サラリーマンは合理的な選択肢だった

現在、お金を稼ぐために一番無難な選択肢は「サラリーマンになること」です。一般的な生活、ちゃんとした生活を送ってきたなら、誰でもサラリーマンになれます。

サラリーマンは、サラリーマンになった瞬間から給料がもらえます。そしてよっぽどのことがない限りクビになることはないので、とても早く安定的にお金が稼げます。

というのが今までのサラリーマンのことで、現在はサラリーマンになることでの危険性、デメリットをよく考えておかないといけません。

1.クビになったら代えがきかない。

サラリーマンは、会社から与えられた仕事をこなすことで給料がもらえます。そして、その与えられる仕事が、その会社でしか通用しないものであることが多々あります。しかし、与えられた仕事をこなすことがサラリーマンの使命であるため、例え他で役立たないことにも一生懸命取り組み、いわば時間を費やさなければなりません。

さて、そのような他で通用しない仕事を経験して4050代になり、リストラやその他の理由で、会社を辞めたとしましょう。日本のサラリーマンは、4050代の転職は厳しいですが、他社で通用するスキルがあれば転職できます。しかし、普通のサラリーマンは他社で通用するスキルが無いため路頭に迷うことになります。

このようなことが起きる原因として、日本のサラリーマン制度は定年まで勤めることを前提としていることが挙げられます。そのため、他社で通用しないスキルばかり身につけても大丈夫だったのですが、現在は定年まで勤めるのは夢物語の為、他社で通用するスキルを身につけないと、最悪路頭に迷うことになります。このような構造的矛盾が、悲劇を生んでいます。

2.収入は必ず上がるとは限らない

日本のサラリーマンは長く勤めることで、給料が段階的に上がっていくというシステムで、そのため、給料は安くても確実に昇給するということで我慢できたわけです。
しかし、恒常的不景気の現在、確実に昇給するというサラリーマンのメリットが無くなり、ずっと安い給料で働かなくてはならないという状態になっています。

3.仕事内容、人間関係、労働環境を自分でコントロールできない。

サラリーマンは会社に雇われているため、会社の方針に従わなくてはなりません。それは仕事内容から、人間関係、労働環境まで、すべて会社から与えられ、それに合わせなければなりません。それが良ければいいのですが、悪かった場合、我慢しなければならず、精神的に辛い日々が続きます。我慢できればいいのですが、我慢できない場合は転職するしかありません。しかし、社内でしか通用しないスキルしかない、ひとつの会社で頑張ることが美徳であるという考えのもと、我慢し続け、心が病んでしまう人が多いのです。昔は「社員は家族」という考えのもと和気あいあいとした風土でしたが、長引く不景気で社員の精神的ゆとりもなく、サラリーマンの心は疲弊しています。このような現状では、環境を自分でコントロールできないサラリーマンはデメリットが大きいのです。

上記1~3が、現在露呈したサラリーマンの危険性です。

サラリーマンのメリット減少と新しい生き方

昔は良かったらかもしれませんが、現在はサラリーマンでいるメリットが確実に少なくなってきています。

最近の20代の傾向として、公務員人気が高いのもわかります。また、フリーランスノマドワーカーなど、サラリーマン以外の働き方を目指す20代も増えています。

20代のゆとり世代は、サラリーマンのメリットが少ないことを察し、サラリーマン以外の生き方にシフトしている気がします。

このような流れはある意味健全な流れだと思いますし、この流れはどんどん加速するでしょう。そしてこの時代の流れは誰も止めようがないでしょう。

そして、もしサラリーマンになるなら、上記1~3の危険性を認識してサラリーマンになることをお勧めします。

20代はなぜ「残業しない」「出世したくないのか」

 

残業出世したくない20代

 

ゆとり世代」とも言われる現在の20代の若者の特徴として、

仕事において

「残業したくない」

「出世したくない」

という傾向があります。

 

かくいう私も同じ考えを持った20代なのですが、

やはり上の世代の方々は、なぜこのような考えを持つのか疑問に思っているみたいです。

 

では、なぜこのような考えなのか、考えると以下のようになります。

 

昔は「頑張って報われる社会」 

 

かつての高度経済成長期には、頑張って働けば、給与がどんどん上がっていく、明るい未来が見えるから頑張って働ける、という時代だったわけです。

みんな頑張って働けば収入が増える=社会一般でいう「幸せ」になれたため、みんな一生懸命働いたわけです。 

バブル期だってそうです。頑張って働けば、どんどん儲かる。そうすればモチベーションも上がり、みんな一生懸命働くわけです。

このように、たくさんお金がもらえる、そしてそれにより豊かな生活が送れる。そのようなビジョンがあったらからこそ、日本のサラリーマンは辛くても残業徹夜して働いてこれたのです。

 

では、現在はどうでしょうか。

 

報われないならプライベート優先したい

 

バブル崩壊前後に生まれた20代は、生まれてからずっと不景気であり、景気が良いという時代を知りません。

むしろ不景気が普通の状態という感覚で、ずっと生きてきました。

幼い頃から企業のリストラや給与カットのニュースを見てきて育ち、あるいは親がそのような経験に会った人もいます。

頑張って劣悪な労働環境で働いても、給与がなかなか上がらない。新卒でなかなか就職できない。

そのような人々を今の20代はずっと見てきたわけです。

 

そして、実際に就職したら、働いている上司は頑張って働いてきても、幸せそうじゃない。管理職は仕事に追われるが、残業代は支払われず、ただ辛いだけ。

 

そのため、頑張って働けば、たくさんお金がもらえる、そしてそれにより豊かな生活が送れる、という働くための最大のモチベーションが無くなり、

「頑張って働いても給与安いし、残業なんてバカバカしい。早く家に帰って、趣味や自分のやりたいことに時間を使おう」

「仕事はあくまで人生の一部、プライベートこそ大事」

「管理職になっても、仕事に追われるだけなので出世したくない」

という考えになったのです。

 

当たり前です。

 

これが環境に適応するということです。

 

20代の考えはこれからのスタンダード

 

ゆとり世代より上の世代は、まだまだ「頑張って働けば、たくさんお金がもらえる」という考えが残っているため、残業しない20代に対して、批判的であると思いますが、

これは仕方のないことなのです。

20代はただ周りの環境に適応しているだけなのです。 

そして、今後日本は少子高齢化など様々な要因により、衰退期に入っていきます。

すなわち、高度経済成長やバブルは二度とやってこないわけです。 

「頑張って働けば、たくさんお金がもらえる」という環境は二度とやってこないので、

今の20代の考えは、これから先のスタンダードな考え方になるでしょう。